「祈りの回路」


10月1日に行われる「みあれ祭」という、数百艘もの船が海を渡るお祭りを毎年ニュースで見て、

ずっと行きたいと思っていた宗像。世界遺産にも登録されたし、タイムリー!!

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群へ。

 

たまたま前日にテレビで特番があったので、しっかり予習ができ、とても楽しい1dayトリップとなった。

宗像に行くことがなければ、おそらくこの番組を見ることはなかったはず。

でも、、こういう「日本の歴史」的な番組をこんなにも真剣に、しかも、おもしろ~いと思って見たことは初めてやった。

年とったな~と感じる瞬間である。

 

でも、意外に「歴女」!?←ただし、古代に限る

いや、教科書の最初に出てくるため、融通の利かないまじめなきよちゃんは、いつも最初から何回も何回も勉強していた。

だから、今でもよく覚えてるだけ。

平安時代くらいまでが限界で、その先の歴史は皆目わかっていない。

 

壱岐&対馬への旅で、かなり「歴史スイッチ」が入っていたこともある。

九州というところは、はるか昔(って、簡単に言うけど1600年も前)から朝鮮半島と行き来(船?手漕ぎ!?)

していたことを実感し、教科書レベルのことを間近に触れることにとてもワクワクした。

「白村江の戦い(ハクスキノエノタタカイ)」

「三額縁神獣鏡(サンカクブチシンジュウキョウ)」

「殷周新漢隋唐宋元明清(インシュウシンカンズイトウソウゲンミンシン」 って、言いたいだけ( *´艸`)

 

そして、これだけ時代が進化した今のこの世の中に、沖ノ島はその当時の状態がほぼ手つかずのまま守られているという。

女人禁制、十日交替で島に常駐する神職でも、必ず全裸で海に浸かる「禊」をしなければ、島内に入ることは許されない。

「沖ノ島で見聞きしたことは一切口外してはならない」「一木一草一石たりとも持ち出してはいけない」。。

す、すごい、、神秘的すぎる。。

 

その沖ノ島で、4世紀後半は岩の上で祭祀が行われていたが、次は岩陰になり、

半岩陰・半露天、8~9世紀には露天祭祀(平坦地)へと変わっていったそう。

 

400年もの間、形は変わりながらも、ずっと神に祈り続けてきた日本人。

それは、国家の安泰と朝鮮半島などへ渡る航海の安全。。(←だから、宗像大社は交通安全の神様。なるほど!)

いろいろ想像して涙。。

やっぱり、年取ったんやな~(^_^;)

 

生命学者の柳澤桂子氏(若くして原因不明の病気にかかりながらも、すばらしく上品で聡明な女性)が、

「人間には、『祈りの回路』が備わっていると私は思う」と対談でおっしゃっていた。

この言葉ともつながり、なんかわからんけど、また涙。。

 

確かに、毎日ヨガをしながら胸の前に手を合わせ、何かしら祈っている。

私にも祈りの回路が備わってる。。

 

今カレンダー見たら、2018年10月1日は月曜日で休みやーー!

みあれ祭、行けるやん!!

 

それまで、歴史の勉強にもうちょっと精出そか。。

 

他にも、北斗七星のひしゃくが海の水を汲むように見えるパワースポットも。

神宿ってるな~。

 

楽しかった宗像。

ありがとう。