本当の親孝行とは?

福岡と大阪、離れていることをいいことに、普段全く「接触」していない両親→いちばんの親不孝。。

変わらずやっているものと思ってたのに、

この一年、私が知らないだけで、父はかなりいろんなところを病んでいたらしい。

元気なうちにあと何回一緒に旅行できるかわからんなと、急にリアルに思い始めたこともあり、

「親孝行」のつもりで、「添乗員」として両親の沖縄旅行についていった。

なので、(できるだけ)かわいい娘でいるように演技!?したり、

(できることなら)感謝の気持ちを伝えたりなんかしようと、秘かに決めて臨んだ旅。。

 

day 1

夕方、沖縄で合流!

コンドミニアムを見学。安い!

国際通りで沖縄料理&三線のステージを見たり、ブルーシールのアイスを食べたり。。那覇を満喫!→酔っ払い

見事に※ガイドブックをお店に忘れ、もちろん気づかずホテルで爆睡。→添乗員失格

※後日、郵送していただく。。

 

day 2

今回の私のお目当て!いざ、最新のガイドブックに載っていた、瀬長島「ウミカジテラス」と「港川外国人住宅街」へ!

朝起きて、ガイドブックがないことにへこむ。。

だって、私はガラケー。両親はスマホやけど、全員使いこなせない。。

ブタに真珠、ネコに小判、まさに宝の持ちぐされ。。

 「外国人住宅街」に関しては、カーナビにも出てこない。地元の人に聞いても知らない。。→添乗員失格

なんとかたどり着き、青い海、日本とアメリカが融合した雰囲気(沖縄の歴史)に触れ、終了。

 

day 3

ホテルのビーチでヨガのレッスンに参加→最高。(父:カメラマン、母:二人を見物)

ジンベエザメウォッチングへ。この日はめちゃくちゃ波が高く、グラスボートは大揺れ。

最初ウキウキ、最後チーン(参加者全員)。。

下を向くとヤバイ!?ので、主役のジンベエちゃんをほとんど見ずに、無になりただ遠くをみつめるしかなかった。。

 

結構キョーレツな関西人二人を相手に、がんばったで添乗員(私)。。

いつもなら、照れくさくてしなかったであろうマッサージなんかしてあげたでー!

いつもなら、「私だけヨガ受けてくるわ」と言っていたはずが、「ちょっと見に来たら?」なんて言ってみた。

いつもなら、現実を受け入れたくなくて、気づかないふりをしてた「親の老い」に目を向けた。

 

本当はいちばん大切で、いちばん元気でいてほしい人たちのはずやのに、

ずっと蓋をしてきた、「自分の弱いところ」に少し向き合ったつもり。。

 

逆に、親からすれば本当の親孝行とは、旅行に一緒に行くという行為でもなく、誕生日にお花を送ることでもない。

がんばっている姿を見せて、安心させるということともまた違う、

私自身が「自分を大切に」し、「ただ、生きている」ということなのかなと思った。

 

しかしながら、、

白い液体(眼薬)を目から溢れさせ(チラリ~ン♪鼻から牛乳~♪状態、見た目かなり怖かった)、

四六時中、缶のメンソレータムを唇に塗りまくっている父。。

結局何が言いたいのか、話の結末が全くわからない話を延々している母。。

 

私にとっては、(元気なうちは)できれば距離を置きたい人たちだった。。

でも、「ことばは光」という本を読んで、人との関わりを大切にしようと思ったばかり。。

 

何より、いちばん大切な人たち。

「家族」ですから。。

 

楽しかった沖縄。

お父さん、お母さんとの旅。。

ありがとう。