2018年9月6日北海道地震。
1995年成人式を終えたばかりの1月、阪神淡路大震災が起こった。
直接被害はなかったものの、初めて経験した底から突き上げる感覚と本棚がバタンバタンと揺れているの光景は、
今でも昨日のことのように覚えている。その後のテレビから入ってくる信じられない現実に、
「地震」と聞くと今でも自然に涙が溢れる。
気づかないうちにトラウマになっているんだなと思う。
東京にいた頃に東日本大震災。揺れるマンションの階段をかけ降りながら「私、死ぬのかな、、」と思った。
それからも各地で相次ぐ地震や、地震だけでなく台風や大雨に猛暑。。
私はいつの頃からか、「地球が怒っている」「地球が泣いている」「地球が叫んでいる」と思うようになった。
心の問題はここでは別にして、どれだけのことがあっても、その度に「人の手」で立ち上がってきた。
私は現地に行ってお手伝いをしたことはない。気持ちはあってもなかなかできることではないと思うから。
だから、いつも復興に携わる方たちには本当に頭が下がる。
みんながみんなできることではない。
だから、私は自分にできることをやるようにしている。
東日本大震災以降、とても少額ですが毎年の募金。
でも、ボランティアや募金とかではなく、微力ながら地球のためになると思うことを意識して続けている。
ささいなことですが、、徹底してやっているつもりです。
<節電や節水>
◎エアコンをつけない。今夏の猛暑でさえおうちはもちろん、スタジオも冷房を入れなかった。
※スタジオはとても風通しがよく、漆喰の壁の影響なのか夏は涼しく冬は暖かい。
生徒さんも「汗をかきに来ているから入れなくていい」と言ってくださってありがたいです。
◎こまめに電気を消したり、コンセントを抜く
◎節水はもちろん、掃除や洗濯、洗い物などに使う洗剤を極力使わない。
家での食事は油を使わないので食器用洗剤は使っていません。
◎キッチン、お風呂のシャワーに「発酵水」が出るカートリッジをつけている(流した水も環境にいいと書いている)
<ゴミを減らす>
◎「一物全体(いちぶつぜんたい)」魚でも野菜でも、皮も根も骨も何でもまるごと食べる
(普段の生活ではゴミはほとんど出ない。お惣菜を買った日はゴミがすごく増えることを実感する)
◎使い捨てのものを使わない(掃除用具、キッチン用品など。布ナプキンを使う)
◎ひとつのものを長く大切に使う。
◎捨てる前に再利用できないか考える(何かものを捨てるときは、紙などに包んできれいに捨てる)
◎ゴミ拾い
猛暑や大雨のニュースが流れる中、夜マンションのベランダに出たとき、
周りの部屋の室外機からの暑さに「日本はどうなってしまうんやろ。。」と恐ろしく思った。
冷暖房を使うことを否定しているわけではなく、
食事もエネルギーも、「自分にとって必要なだけ」とる(バランス)ということを私はヨガを通して知った。
ヨガのおかげで体が強くなり、暑さ寒さを感じなくなった。
布ナプキンを使うようになり、生理前のイライラや生理痛などがほとんどなくなった。
中には自分のために始めたこともある。
でも、結果的に食費や光熱費も抑えられ、地球にもお財布にもやさしい、
何より「自分にやさしい」ということに気がついた。
ヨガでなくてもいい、「適度に運動して食事に気をつけてしっかり寝る」という、
「自分に対してやさしいこと」をすることが地球のためになるということ。
当たり前のことを当たり前にするだけ。
でも、みんながみんなできない。だからこそ、できる人ができることをやる。。
人の手によって変えられてきた地球を、また人の手によって取り戻していかないといけないと思う。
今日もいつも通りの一日が過ごせたことに感謝します。
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1970年、宮脇昭氏の著書「植物と人間」の一節(三枝龍生著「最後に残るのは、身体だけ」より引用)
「現在人口の世界的な急増や、より楽な生活を営み、裕福な生活を営もうと、世界的規模で進められている画一的な生活環境の改善作業が、逆に人類を滅亡の奈落につきおとす結果になるとしたら、それこそ人類の最大の悲劇であり、人間たる生き物が地球上の最後の舞台で力演した哀れな喜劇となりかねない」