「おじいちゃんの、大好きな、、」

この年になっても親に心配ばかりかけている私。

最近、私にできる目に見える形での親孝行は一緒に旅行することくらい!?

先日久しぶりに実家に帰り、近くの「箕面温泉♪スパ~ガーデン」へ。→関西の人は歌えます(^^)

 

そして、翌日はお墓参り。

私とひとつ上の兄は、小さい頃からとにかくおじいちゃんおばあちゃんにいちばんかわいがってもらった。

だからこそ、私たちもおじいちゃんおばあちゃんに、自然に、いちばん優しくなれたんやろな。

 

実家の近くに住んでいたおばあちゃんは、いつも「きよちゃん、たこやき買ってくるか?」と200円をくれた。

夏場はそのたこやきやさんで売っているアイシー(100円)を買うのが小学生の私たちには超うれしかった!

→ICEE(アイシー):炭酸入りのフローズンシェイクのようなもので、冷たいシュワシュワが最高においしい。

もう全く見かけないけど、白くまの紙コップが懐かしい。。メロン味といちご味。知っている人いるかな??

 

そして、週末などに泊まりにいくと、ちらし寿司(すし太郎)に茶わん蒸し。

甘い卵焼きにきゅうりの酢の物。

スライサーで薄切りにするのは私の仕事で、ヘタまできれいに切ると毎回すごくほめてくれた。

 

暑い夜、いつも私たちが寝つくまでうちわであおいでくれていたおばあちゃんのやさしさに、

今も思い出すたびに胸がキュ~っとなる(泣)

 

おじいちゃんは、おそらく90歳くらいにして頭の手術をした。

病院にお見舞いに行くと、頭に白いネットを被せられていた( ゚Д゚)

「もしかしたら、もう私のことわからんかったりして?」とおそるおそる「私って誰かわかる?」と聞いてみる。

「おじいちゃんの、、」→「あ~、やっぱりわからんのか~、、」とあきらめていたら、

 

「おじいちゃんの、、大好きな、きよちゃん」と言ってくれました(号泣)

 

これは私とおじいちゃんが32年一緒に過ごした中で、私だけのスペシャルな思い出です。

兄は早くに家を出ていたし、最後までそばにいた孫は私なので、

祖母も「よぅ帰ってきてくれたな、おばあちゃんはきよちゃんに会えるのがいちばんうれしいねんで」と、

たまにしか帰らない私に、手を握りながらよく言ってくれてました。

 

そのたびに、溢れる涙を隠すのが大変やった私。

「私もおばあちゃんのことがいちばん好きやで」ってなんで素直に言われへんかったんやろな~(*´Д`)

今、これを書きながらもポロポロ泣いているのですが、

私たち兄妹は、「おじいちゃん、おばあちゃん」という言葉を聞いただけで泣けるほど( ;∀;)

 

なので、小さい頃から「おじいちゃんおばあちゃんが死んだら絶対生きていかれへんよな」って二人で言ってたのに、、

私たちは今もちゃんと生きている。

だから、、これから先も、きっと何があっても大丈夫なんだろうと思える。

 

ふたりから教えてもらった人に対するやさしさと、言葉にして伝えることの大切さをわかりつつも、

いつまでたっても、なかなか素直でかわいくなれない、めんどくさいきよちゃん(*´Д`)

 

「いろいろあるけど、がんばってるから見守っててな」といつも墓前で頭を下げるしかない、はぁ。

 

目一杯の愛をありがとう。

 

おじいちゃん、おばあちゃん大好きやで!

 

きよちゃんより。