下田、夜明け前。。

地図を見るのは大好きでも、歴史のことはさっぱり、、高校では赤点ばっかりやったキヨちゃん。

それでも「いやござ(1853)ったペリーさん」や「日露和親条約」「下田・函館開港」っていう言葉だけは知ってる(*'▽')

今回はそんな開国の地、伊豆半島の南端・下田の旅。

 

しかし、坂本龍馬や吉田松陰って人はいたるところにいてはるね、、

この前、まさかの五島にも、仲間の乗る船が遭難した海に向かって合掌する龍馬像というのがあったし。

幕末のあの流れイマイチよくわからんけど、とにかくすごい人やったということだけはよくわかる(^^)

 

さて、昭和の大スター石原裕次郎も訪れていたという、温暖な気候にきれいな海が魅力の下田。

ものすごい金目鯛アピール!→これしかない(*´▽`*)

 

帰りに立ち寄った伊東も、温泉街としてひと昔前はとてもにぎわっていたであろう雰囲気が漂う街並みが残る。

残念ながら、その多くはシャッター通りに。。

 

各地を旅してどこも同じような光景を目の当たりにし、ふとさみしさや不安さえ感じる。

日本はどうなってしまうんやろう、、と。

 

真夜中に目が覚めて、真っ暗な海に臨むベランダに出て満点の星空を眺める。

ふと見上げた空一面が宝石のようにキラキラと輝いていて、運よく流れ星まで見えた。

 

朝起きると穏やかな波の音が聞こえてきて、心が洗われる気がした。

そして、太陽が顔を出す前に白んでくる水平線、きれいな朝焼け、before dawn。

まるで長い鎖国を終え、新しい時代が始まる前の「最後の静けさ」のようにも感じた。

 

そして今、

日本は、地球は、、一体どうなってしまうんやろう、と思う。。

(グレタさんじゃないけど、マジでどないかせなあかんやろ。。)

 

翌朝、羽田に向かう早朝6時ですでに満員の通勤電車。。

福岡に帰るといつもホッとする。

 

最近、旅を終えるたびに、

これから先、どこでどうやって生きていこうかと思うようになった。

 

変わっていく時代の中で、変わらない自然に触れ、自然なものを食べて、

人間らしく生きたいなと思う。

 

楽しかった、伊豆。

ありがとう。