福岡から東北へ、東京に一泊しての5日間の旅。
旅行中たまたま手にしたフリーペーパーに、
本庄まなみさんの「一泊なのにこの荷物!」というブログが紹介されていました。
私も昔は旅行に限らず、あれもこれもと荷物が多かったタイプ→鏡やティッシュ、バンドエイドとか持ち歩いてたよな~。
今はどこへ行くにもほとんど何も持ちません。できれば、手ぶらで出かけたいと思うくらい。
なので、四泊なのに小さなリュック1つだけ。
なのに、、
「荷物になると思うけど、、」と、前の日に東京で会った知人から手渡されたおみやげが、
箱に入ったティーバッグ(50個)と、これまた箱入りのお菓子(10個入り)。
自由が丘でしか買えないだかなんだか知らんけど、明日から旅行に行くっていう人間にこんだけかさばるもん渡すか??
「ありがた迷惑」という言葉しか見つからなかった桜満開の東京の夜、、、
といいながら、自由が丘のお菓子、超うれし~♡おいしかった!
翌朝、もらったおみやげをリュックにねじ込み、6:55の飛行機で庄内空港へ出発。
8時には山形の地に降り立つ、、早すぎ(^^ゞ
1日目:酒田から鶴岡へ
酒田と言えば、、?
中学校の歴史で習った「河村瑞賢」「西廻り航路」「北前船」
江戸時代に船で江戸にお米を送るなど、商人で賑わう港町として栄えた。
お米の保管倉庫として明治26年に造られた「山居倉庫」をぶらり。
「おしん」のロケ地となったそうで、「おしん」ギャラリーがあり、
てっきり泉ピン子がおしんをいじめているとばかり思っていたが、まさかの母親だった衝撃。→ピン子、ごめん。
曖昧だったおしんのことを、日本の歴史とともにめちゃくちゃ深く知ることができた町、酒田。
ひとつひとつ手作りの小さな飾りに願いを込めて吊り下げた「傘福」
一方、鮭はパックリとお腹を開かれて軒先にぶら下げられていた。ザ・港町。
鶴岡に移動し、話題の?「SUISDEN TERASSE」に宿泊。
水田というと聞こえはいいが、広~い田んぼに浮かぶように建つ、シンプルで現代的なホテル。
露天風呂は、まるでその田んぼに浸かっているようなインフィニティ湯舟(^^)
ロビーには図書館とはまた違う、いろんなジャンルの本が約2000冊置いてあり、
ダラダラと心ゆくまで読みたかったが、そんな悠長な時間は全くなかった(^^ゞ
2日目:「千と千尋の神隠し」の世界、銀山温泉へ
今回の旅のメインとなる、大正時代に建てられた宿が川沿いに軒を連ねる情緒ある温泉街。
田んぼ風呂から一転、雪見風呂に雪見酒♡至福の時間
3日目:山形市内散策
山形名物と言えば「芋煮」
すっかり食べることしか頭になかったが、地図のすみっこの方に小さなお鍋のマークと「日本一の芋煮会大鍋」の文字が!
地元の人に情報収集し、現地へと向かう。
「お~~~!」
直径6.5メートルの巨大鍋は、毎年秋の「芋煮会フェスティバル」で実際に使われているものだそうで、
35000食分、水6トン、里芋4トン、醤油700リットル、砂糖200キロ、、すくうお玉はショベルカー!?
思いがけず、今回の旅でいちばんテンションが上がった瞬間であった(^^)
4日目:仙台空港から福岡へ
伊達政宗が眠るという「瑞鳳殿」に手を合わせ、仙台に行ったら絶対はずせない「ずんだシェイク」を飲み、
両手いっぱいにおみやげを買って終了~!
まだ雪が残る山にぐるり360度囲まれた山形の景色は、とても新鮮で「白」が美しくまぶしかった。
夜空を見上げれば、目の前に見たことがないくらい大きな北斗七星。
きれいな空気、肥沃な土地と澄んだ水で育てられたお米やお蕎麦、日本酒にワイン。
海の幸、山の幸、たくさんの果物、そして温泉。東北弁を話す人たち。。
どれもこれもおいしかった、楽しかった。
はぁ、またすぐにでも行きたい東北(^^)
ありがとう。
そば打ちの達人きよさんはもう亡くなっていたけど、お店の人に「私もきよです(^^)」と言ったら、
「はい、、」と軽く流された、き~よ~ちゃんでした!
めげない、めげない(*´▽`*)