昔、大好きないとこのお姉ちゃんから送られてきた手紙。
そのあまりの字の美しさに子供ながらに感動し、ことあるごとに取り出して眺めていた。
今も実家を探せばどこかにあるかな~、、大人になった今また見てみたい。
字がきれいな男性にはハッとして一目置いてしまう。
芸能人では、本木雅弘 IKKO? おさる(*´▽`*)
字にも好みはあるが、きれいな字はいつまでも見ていられる。
小学1年生~大人になっても書道を続けていたこともあり、いつも「字」のことが頭のどこかにある私。
今でも先生のお手本を大事にとってあり、いつかまた筆を持ちたいという気持ちがあるし、
自分の字がイヤで、ボ~っとテレビを見ているときに、ふとその辺にある紙に字の練習をしたりする。
で、先日『字が汚い!』という本を読んだ。
この本は、どうやったら字がうまく書けるようになるのかというような練習帳ではなく、
「なぜ私の字はこんなに汚いのか?」と軽く絶望する大阪のオッサン(東大卒)が、
さまざまな著名人の字を検証したり、昔懐かしい丸文字のルーツを調べたり、
字は人を表すのか?など、あらゆる角度から「字」について書かれた本で、
私にはとても興味深く、読み入ってしまった。
おもしろかったのは、ある字の汚ないが人が友人から言われた言葉。
「絶対なんかの病気だから、医者に診てもらったほうがいい。〈ナントカ症候群〉みたいな病名がつくレベルだから」
確かに、プッと吹き出してしまうくらいに汚い(*´▽`*)
さて、私の字。
人から見れば「きれいな字」らしいが、いかんせんお手本がないと全くうまく書けない。
誰かへの手紙など意識して書けばそれなりな字かもしれないが、
普段書く字は汚いし、まっすぐ書けないし、書くたびに字が違うし、自分の字が読めないときさえある。
手紙でも、メモ書きでも、いつもきれいな字を書けるようになりたいな~と思いつつ、直らない。
掃除や片づけと一緒で、やればきちんとできるのに、その場でサッとできない。
もう、これはきっと性格なんでしょう。
「ザ・いい加減」
数年前、神奈川にある建功寺という、禅の著書を多数出版している枡野俊明住職のお寺を訪れた。
社務所に発売されたばかりの新刊が置いてあったので購入すると、裏表紙に達筆な筆文字でこう書いてあった。
「行住坐臥」→ギョウジュウザガ??
調べると、「行」は歩くこと、「住」は止まること、「坐」は座ること、「臥」は寝ることで、
この四つはすべての動作の基本であるところから、転じて日常、ふだんの意。
お目にかかれなかったけど、さすが枡野さん。
山積みしてあった本の中で、私にこのお言葉があたるとは、、
いつも外っつらだけよくて、普段はグダグダなこの性格をお見通し!?
子供の頃から50を前にした今もなお、母親からこてんぱんに怒られる。
「いつもきちんとしてない人が、そのときだけちゃんとできるわけないやろ(怒)!」と。。
ホント、耳が痛いでございます。
今思えば、幼い頃って全てのものに名前を書かれるので、母の字がいつもどんなときもそばにあったように思う。
色鉛筆の1本1本も端をナイフで削り、私の名前をひらがなで小さく書く母の字は、12本確かにどれも全く同じ字だった。
そしてまた、いとこのお姉ちゃんも昔から素晴らしくできた人で、お嫁さんにしたいタイプNo.1な女性である。
私の字が大きさも間隔もバラバラ、まっすぐ書けないというのも、
言ってみれば、行き当たりばったりで先を見通す力がなく、歪んだ性格だということ!?
まさに、字は人を表すのね(^-^;
でも、長くお習字を習ってきた私は、実は字をうまく書くコツを知っている(*^^)v
背筋を伸ばして肩の力を抜き、脇を締め、しなやかに体全体を使って書く。
もちろん、「今ここ」に集中して、丁寧に、ゆっくりと。。
ヨガと書道、、やっぱりつながるな~(*^^) →やっぱり基本!~書とヨガの道~
ありがとう。
買って1回しか使っていない任天堂DSの「美文字トレーニング」
15年ぶり?に引っぱり出して使ってみた!「英語漬け」も(*´▽`*)
でもやっぱり、デジタル(ゲーム機)じゃなくてアナログ(紙と鉛筆)で練習したいよな~と、
またそのまま引き出しの奥にしまい込んだ、き~よ~ちゃんでした!