先日、久留米大学病院看護部の方とヨガをする機会をいただき、久留米まで行ってきました。
ご依頼は「がんばらないヨガ」
夕方の5時。勤務を終え、白衣のままぞくぞくと体育館に集まって来られます。
中には、「明日がんばる自分のために仕事を切り上げてきた」という方や、ヨガのあとまた仕事に戻る方も。
毎日毎日、自分のことは後回しで、人のためにがんばっていらっしゃる看護師さんたち。
特に、このコロナ禍の3年間は大変な思いをされたと思います。
そんないつもいつもがんばっている自分を、願わくば目黒蓮くんみたいなイケメン(私はトム・クルーズか吉田栄作で)に「よしよしなでなで」してもらえたらこの上ないですが、全く現実的ではないので、「自分で自分を思いやる、やさしい気持ちを向けてもらえる」ような内容を一生懸命考えました。
初めてお会いする44名の方を前に、マイクを持ちながらのヨガというのはうまくいかないところもありましたが、
ヨガの最後の「屍のポーズ」が終わり、みなさん起き上がって最後のあいさつをしようというときに、
まだ男性の方が1名「屍」の状態でスヤスヤ寝ているという「ヨガあるある」で和やかに終了。
私としては、ちょっと「がんばらなさすぎる」内容で全員の方に満足してもらえなかっただろうなという反省と、
多くのヨガの先生にとって商売道具である「チ~ン」という鐘(ティンシャ)をかばんの中から出すのを忘れて、
まさに「チ~ン」でした( ;∀;)
ところが、帰り際に「先生のヨガ教室に通いたいと思いました!」と笑顔で言ってくださる白衣の天使が。
まさに、ナイチ~ンゲール!その言葉に救われました。
この方だけではないです。
全体のお世話をしてくださった副部長さんを始め、
会った瞬間に感じたみなさんの明るさ、親しみやすさ、やさしさ、そして強さは、私のイメージする「これぞ看護師さん!」
だからこそ、この厳しい3年間をやってこられたんだろうなと、逆に私がいい気をいただいたようでした。
「Exercise as medicine」という言葉も出てきました。
今回のお話は「メディカルヨガ」で検索してきなりに声をかけていただいたようですが、
このコロナ禍、「時代は癒しを求めている」という思いがしてなりません。
何より、人を癒す立場の人が満たされていないと、人を癒すことはできない。
看護師さんや介護士さん、ヨガの先生だって同じです。
私も含めて、みなさんなんとか、心と体のバランスをうまく取っていただきたいと思います。
そのためには、やはりヨガが最適。
「がんばらないヨガ」で充分。朝起きて、たった1回伸びをするだけでもいいのです。
呼吸や体に意識が向く、「今このときの自分」に集中することで、たとえ一瞬でもストレスやイヤなことを忘れている。
まさにヨガは「動く瞑想」
おまけに、エネルギー充電効果もあるのです!
ヨガはいくらやっても疲れるどころか、逆に元気になるもの。
自分で自分を癒せる「究極のセルフケア」
何の道具も、マットさえもいりません。
自分の心や体の声に耳を傾け、その声に素直に従って、、
まずは、自分を大切に。。
久留米大学病院看護部のみなさま、貴重な機会をいただきありがとうございました。
そして、きなりの「がんばらないヨガ」大好きSさん、カメラマンやらいろいろとスーパーアシストをありがとう。
体育館ってどこの?久留米大学?久留米大学病院?
「行けばわかるよね」と思っていたが、規模が大きすぎました。恐るべし、石橋正二郎。
Sさんがいなければ会場までたどりつけなかったであろう、き~よ~ちゃんでした!
チ~ン(*´▽`*)
ありがとう。